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ゆれるローソクの炎に照らされて農村歌舞伎「小豆島」

 南北朝時代の小豆島・星が城、佐々木信胤とお才の局の悲恋の物語

 小豆島町中山地区に伝わる国指定重要有形民俗文化財「中山の舞台」で
昨日の夕方5時から江戸時代から300年以上の伝統のある中山農村歌舞伎が
開かれ、約500人の観客は素人役者の熱演に酔いしれました。

 地元の小学生11人が演じる「白波五人男 稲瀬川勢揃の場」や大人が演じる
「仮手本忠臣蔵 祇園一力茶屋の場」や「安田おどり」が披露された後、2年振り
に南北朝時代の武将 佐々木信胤とお才の局の悲恋の物語「小豆島」が上演さ
れました。

 大正2年には大阪の歌舞伎座で初演されたこの物語は小豆島が舞台で。二幕
目の「小豆島古戦場の場」では昔ながらの雰囲気を楽しんでもらおうと、照明は
30本のローソクの炎と油壺だけという、素晴らしい演出があり見物客は幽玄の
世界で演じられる熱演を堪能していました。

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  江戸時代の雰囲気そのままの茅葺き屋根の舞台と野天桟敷
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  「小豆島」の一幕目「序幕祇園夜桜の場」右端が信胤、3人目がお才の局
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  ローソク30本の炎に照らされる舞台でのラストシーン。

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2008年10月13日 11:04に投稿されたエントリーのページです。

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