潮風に気持ちよく泳ぐ35匹のこいのぼりに願いを込めて。
18年前から、土庄町小瀬の旧戸形小学校横の海上に、4月になればあがる
こいのぼりが、今年も地元の村里つくりの会員の手で35匹のこいのぼりが泳ぎ
始めました。
平成7年、戸形小学校が廃校になり、それまで入学生を迎えていたこいのぼりも
その年で終わる運命でしたが、地元の人たちの存続を願う声に継続が決まり、昨日
の朝8時から作業を始め、80m沖合の岩礁の上に立つ柱とワイヤーで結び、昨年
より5匹少ない35匹のこいのぼりが、海上に泳ぎ始めました。
土庄ー高松航路の船からも見られるこいのぼり。全国に川で泳ぐこいのぼりは
あっても、海の上を泳ぐこいのぼりは珍しく、周辺の景色にもとけ込み絶好の写真
撮影のポイントにもなっています。
子ども達の健やかな成長を願う「こいのぼり」は5月11日まで見られます。