小豆島の貴重なお宝資料がありました。
明治初期の旧池田地域の絵地図と中山地区の千枚田の測量図
代々、小豆島町中山地区の総代に受け継がれている書類の中に、貴重な資料が
あるのが解り、見せてもらえる機会がありました。
写真の絵地図は今の池田港周辺を写真で納めましたが、海には赤い2本の海路
が書かれていて、右側には「讃州高松城迄渡海六里」左側には「備前岡山城迄渡
海拾里」と書かれています。
地名も小豆島ふるさと村のある所は「室生村」、右隣は「二面村」で道の駅周辺は
当時塩田があったことも図面には表示されています。
大きさは1m×1.2mくらいの色つきです。
当時の田畑の測量図面もあり、千枚田の持ち主と測量図面が和紙に書かれてい
ます。その上に平面図もあります。
写真にはありませんが、当時の中山村の運営の方針や規約等も詳細に書いた巻
物もありました。
貴重なお宝ですが、どのくらい貴重なのか、その価値が分かりませんが、凄く詳細
で当時の人の能力に感嘆しました。
珍しい、貴重な資料、今後が楽しみです。
赤い二本の線が出ているところが今の池田港周辺です。
少し拡大した写真で、港の左のねずみ色の四角い部分が当時の塩田です。
左端のねずみ色のところが塩田跡地で今の道の駅小豆島ふるさと村周辺、
6〜7cmある、分厚い千枚田の詳細な測量図面付の検地帳。
検地帳の図面、右は詳細な面積や持主が書かれていて6冊に分かれています。