スタッフ・事業課ブログ

2021.9.28
いちご園から「そっと教えます」

小豆島ふるさと村いちご園から「そっと教えます」PART122

育苗等の様子をツイッターで発信していたものを、備忘録として8月分をまとめました

8月3日

株抜き取り、マルチはずし、熱消毒開始等、一連の作業が終了しました。あとは苗管理に集中です。

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8月4日

朝一番のミスト散布、そろそろ様子を確認しながら、手灌水に切り替える時期。但し、活着が不揃いのため、思案中です。(結果的に手潅水に切り替えが遅れ、不良な活着、生育の遅れとなってしまいました)

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8月5日

女峰はようやく新葉が動き出し、暑さで焦げた古葉を摘葉。さぬき姫などの3種類は、女峰に比べやはり活着に時間が必要のようです。不良苗の割合も高く、苦心中です。

(最後までさぬき姫を立派な苗にすることはできませんでした。来年度は女峰に比べて、1週間程度早めの挿し芽開始がベストか?)

8.5t

8月6日

挿し芽後、約2週間が経過した空音、概ね新葉が展開し、挿し穂が太朗苗中心だったため、焦げた大葉を取り除き、挿し芽時よりもスケールダウン。女峰とともに活着については、ひと段落です。

8.6t

 

8月11日

活着優先のため、遮光ネットを設置しておりましたが、次は生育優先のため女峰の苗のみネットを外し、光合成を促します。その他の3種類も活着不足が気になりますが、随時ネットを外してまいります。

(結果としてはこの後10日間ほど天候不良が続いたため、もっと早い段階で遮光ネットを外す方が良かったと考えます)

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8月12日

女峰に続き、さぬき姫、よつぼし、空音についても、遮光ネットを外しました。定植までに株元を太らすためには、やはり太陽が必要です。

8.12t

8月14日

挿し芽から約3週間が経過した空音。ようやくしっかりと活着してくれた感じです。ここまで来たら、あとは太陽が欲しいところです。また炭疽病を中心とした、病害虫の予防も必須です。8.14t

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

8月17日

空音の挿し芽直後から挿し芽後約2週間、そして挿し芽後3週間の様子。こんなに萎れても大丈夫と記載しましたが、慢心があり、全ての品種で多くの不良株を発生させてしまいました。普及所の指導員の方いわく、挿し芽直後から1日までの管理で、ほぼ結果が決まるとのこと。

(なんとか復活したから、備忘録として記載できておりますが、綱渡りの育苗でした)

 

 

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8月22日

活着に時間を要したさぬき姫も、挿し芽後4週間が経過、戻ってきた太陽の光もあって、グーっと立ち上がってきました。あとは新葉の展開スピードが戻って来れば、安心です。

(9月中頃の定植直前になって、ようやく大きな葉が展開するようになりました。やはりしっかりとした苗になるには、ずいぶんと時間を要するようです。だから挿し芽よりも置き苗が推奨されているのでしょうか?)

8.22t

 

8月24日

1番活着の優れなかったよつぼし、生育不良株を整理し、古葉を摘葉。見た目は段違いに良くなりましたが、株数を数えてみたら定植数より200本ほど不足。後は不良株がどこまで復活するかです。

(別管理していた活着不良株のほとんどが何とか復活し、2本足らずまで改善しました。2本分はランナーを置いて、補います。)

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8月28日

極端に株元が細い等、4種類の生育不良株の選別を終了。今期は既に挿し芽数の1割を超える1600本ほどを廃棄。大いに反省しなければいけない状況です。あとは病害虫に細心の注意を払い、定植の準備を並行して進めていきます。

(このあと病害虫の発生を抑えるべく、3日間隔での予防を実施した結果、薬害が発生。間隔が短かったというよりも、動噴の圧が強すぎて、液量が多くなったことが原因と考えております。後々このことが予定防除をためらい、害虫の発生とつながっております。)

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8月29日

栽培棚の熱消毒終了。これから株抜きを行い、耕作をしてマルチを被せ、定植ピッチの採寸を行い、定植に備えます。

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8月31日

挿し芽後、5週間ほどが経過した女峰。ようやく葉に厚みが出て、株元も太り始めました。定植までのあと4週間弱で、苗全体のサイズが揃えばいいのですが。

(暑い夏がひと段落し、朝晩が涼しくなり始めた9月10日ごろより、薬害の影響を心配しておりましたが、さらに株元の太りと分厚い葉が顕著となりました。)

8.31t

 

 

 

 

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