近頃、このニュースが流れない日はないのでは、
というぐらい連日報道されている食品への有害物質混入事件。
食品産地偽装の問題が落ち着いたかと思えば、
またまた食品に関する事件が頻発。
日本の食はいったいどうなってしまったのでしょうか。
そして、この先、どうなってゆくのか。
不安と疑心ばかりが日本中に広がっています。
そんなニュースを連日聞きながら、
しかしそれとはまったく相反するような光景を、ここ小豆島で見ます。
当ふるさと村の最寄りの港であります、池田港。
船を下りるとすぐ目の前に
「産直市場」が広がっています。
ここでは地元の人たちが育てた野菜や果実、それらを加工した加工食品、草花、等々さまざまな地元産のものが売られています。
しかも、とびきり安いお値段で。
港のすぐそばという立地条件もあって、多くの観光客の方も訪れ、いつも賑わいがあります。
昼過ぎに行くと、
もう「すっからかん」
なんてこともしばしば。
そして、
商品にはひとつひとつ、その生産者である個人名が明記されています。
そこに、なにか不思議な安心感あります。
なんだったら、その人の顔まで思い浮かぶくらい(会ったこともないのに)
そして、もっと言えば、産直市場だけでなく
小豆島全体にその安心感はあるようにも思います。
「おだやかな気持ちになった」
「久しぶりに、思いっきりゆっくりできた」
お客様からのそんな嬉しい言葉。
安心感のある宿
というのがこれからのキーワードになるような気がします。