感謝
宿泊課ブログ、ちょっと間が空いてしまいました。
けっしてさぼっていた訳じゃないんですが。。。
なんでしょう?少しだけ自信を失っていた時間があったから。。かも
5月後半、結婚式を含め、いくつかの団体様を受け持っていました。
団体様や結婚式は何度も何度も打合せを経て当日を迎えます。
それに懸けるエネルギーは本当に大きなもの。
幹事様や新郎新婦様の真剣な思いを受け止めて
私たちスタッフもその思いを形にできるよう一生懸命努力します。
そして結婚式当日、お客様の笑顔を見ることが私たちのエネルギーの源です。
笑顔はたくさん見ることができました。お客様より労いや感謝の言葉も
たくさん頂きました。
ただ…、
いっぱいいっぱいで周りのスタッフの動きを見てあげることもできず、
司会の自分のチョンボも多く、本当に満足してもらったのか
不安で一杯でした。自分なんかが司会をやらせていただいてよかったのか?
自問自答を繰り返す日々。。悶々。。
一生懸命努力するのは当たり前。私たちはそれでお給料を
頂くプロなんですから。ミスは許されません。
私にとって結婚式と披露宴を取り仕切るのは初めての経験でした。
島内の同業の先輩に何度も相談し、式のプログラムや司会の台本を
作り上げていきました。
スタッフの入れ替わりもあり、結婚式の接客を経験しているのスタッフは
2人だけでした。あとは初めてのスタッフばかり。。
本番の何日か前に全員でミーティングとリハーサル。。
全然ダメ。。もう日にちがない。こんなので本当にできるのかと焦り。。
式前日の夜、会場のセッティングにかかります。
ん?…休みのスタッフまでいる?
今日のフロント担当までいる。。泊明けのスタッフが残業して交替してくれたのだ。
みんなの意志を感じました。『もう一度、リハーサルやろう!』
だれも反対する人はいませんでした。みんな思いは同じなんだと強く感じました。
成功させたい!良い結婚式にしたい!
………
式が終わり、日々がどんどん過ぎていくなか、
普段の業務に没頭し、自身の不安をぬぐい去ろうとしていました。
新郎新婦様から何度も感謝のお電話をいただきました。
ご両親からも心からの感謝のお言葉をいただきました。
スタッフのことも料理も本当に褒めていただきました。
本当にありがたかったです。。救われた気分でした。
昨日、やっと結婚式のビデオが届きました。
ビデオ屋さんに『反省したいのでサンプルをいただけませんか』と
お願いしていました。
見るのは恐かったのですが、早送りせず全部見ました。2回も(笑)
当日見えてなかったことが、ビデオを通してよく理解できました。
私の周りのスタッフが披露宴でテキパキと役割をこなしてくれていました。
次から次へと料理や飲物を配膳するスタッフ。
笑顔で応対する新人のスタッフ。
ぎこちなくも打合せどおり、マイクの高さを合わせるスタッフ。
練習どおり、確実に音楽をかけてくれていたスタッフ。
引き回し役は見事にその役をこなしてくれていました。
ビデオには映ってなくても、美味しいと言って頂いた料理を
つくってくれた、厨房スタッフ。
他にもお客様をお迎えするフロント担当や夜の宴会の料理をつくってくれた
ふるさと荘の厨房スタッフ。応援でロビーの飲物を出してくれた道の駅のスタッフ。
ようやく自分のなかでしっかりと確認することができました。
自分はこんなに多くの仲間たちに支えられて仕事が
できていることが本当に心強く思えました。 感謝。
ご列席頂いた親族の皆様には披露宴を盛り上げようと
予定以上にお歌や踊りを頂戴いたしました。
新郎様の甥っ子ちゃんが皆様の笑顔を誘い、大活躍してくれました。
心より感謝いたします。
最後に国民宿舎小豆島で結婚式をあげて頂いた新郎新婦様、
おめでとうございます。おふたりで力をあわせ、素敵な家庭を
築いてください。本当にありがとうございました。