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みつばち返却日の計算
昨年11月から、養蜂業者よりお借りしていた、授粉用みつばちを、昨日返却致しました。
花芽の出現具合(高温になると、花目形成が極端に悪くなる)、費用対効果及び土壌殺菌の期間(2ヶ月弱)から判断すると、例年6月末あたりに終了するいちご栽培。また、この頃のハウス内の平均気温が、24度前後ということを加味して、みつばちの返却日を決めました。
幾度か記載致しましたように、開花から1日の積算温度が600度になれば、実が熟れるいちごの生理。それからすると現在の平均気温からすると、24日〜25日前後で熟れる計算。但し、前段の返却日は、6月からは実の傷みを考慮して、かなり早詰みのため、3日、4日はマイナスした判断。
計算上は昨日の返却日で、月末までは授粉出来た、形のきれいないちごが収穫出来る
はずです。
written by(j-f)
キャンプ場ご利用時には、鑑賞パスポートをご活用ください
瀬戸内国際芸術祭閉幕期間(2016年11月6日)まで、規定の区画料金から10%の割引を致します。
さらに当キャンプ場が定める、平日割引、連泊割引等適用時には、適用金額からさらに10%の割引を致します。但し、他の割引物との併用はありません。
但し、当キャンプ場が定める、平日、連泊割等の設定が無い日程につきましては、パスポート提示割引も、対象外となりますので、予めご了承下さい。
その他、他人へ貸出、または借受したものは、割引の対応は出来ません。
written by(j-f)
今年のいちご成績
今朝の収穫をもって、15年度植え付けのシーズンが終了致しました。定植後からの病気蔓延による補植等の影響を含め、昨年対比20%の終了ダウン(14年度5トン→15年度4トン)となりました。
一方、いちご狩り来園者は、過去2番目の数字となり、収量が確保出来ておれば、過去最大数字になっていたかも知れません。多数来園賜り、誠にありがとうございました。
また、「そっと教えます」Part96で論じた、最終のみつばち返却タイミングですが、開花してから収穫するまでの期間が、予想していたよりもさらに早く、6月末まで収穫しようとすれば、16日〜18日遡った日まで、授粉用みつばちは必要と備忘しておきます。
written by(j-f)
定植前の管理方法についての備忘録
昨日、農業普及所に方に、定植前の管理方法等について、お話しを伺いました。定植前の育苗ポット(35穴)で管理する際、炭疽病系が蔓延する傾向があり、昨年作では定植後、1割強を植え替えることになり、大きな収量ロスの要因となりました。
今回、普及所の方に、もっともお伺いしたかったのが、育苗ポットの状態で、水やりを3週間弱行う間の、病気蔓延を防ぐため、育苗先から移送した時点で、本圃に定植することが可能か否かです。
結論から言うと、大変リスクのある取り組みで、過去良い結果が出ていないのが現状。リスク項目としては、花芽分化が本圃では促進しづらく、従来方法より収穫時期が遅れる(平均10日〜20日)こと。
それを補うために、遮光ネット(40%〜60%)で培地温度下げることは有効策だが、女峰(当園品種)ではシャープな反応が期待薄かつ、花芽の予定が期待値内に収まらないケースが多い。
すぐに取り組める施策としては、育苗ポットを地面に直接置くではなく、10p以上底上げして、仮置きする。その際遮光ネットで、温度を下げると、さらに炭疽系の発症リスクを軽減出来る。
今9月における定植前管理は、遮光ネット導入、底上げ実施から行う予定です。
written by(j-f)