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いちご園作業&今期も色々考えます
7月最初に片付けが終わり、約2ヶ月間日光の熱による土壌消毒を経て、今期の始まりです。
今年で培土を交換して4回目の作付けとなります。培土交換前までのデータでは、4回目の作付け分から収量に影響し始めましたが、交換せずに10回目まで作付けを行いました。
結果として交換前までの4年、5年は、順調だった頃の約20%ダウンの収穫量で、大きく売上もダウン致しました。
収量ダウンのもう一つ大きな要因であった、培土過多(土が多すぎる)については、交換時に3分の2程度へ減らしました。
培土の連続使用と過多が、どの程度の割合で、収量ダウンに結びついていたかはわかりませんが、4作目の今期は収量ダウンする可能性があることを念頭に置き、いちご栽培管理を行っていきたいと考えます。
written by(j-f)
定植スタート
少し前の情報では、花芽形成が充分でないため、定植は23日以降が好ましいとの話でした。しかし本日頂いた情報では、充分に花芽分化が出来ており、すぐにでも定植が可能とのこと。
SW初日ということもあり、キャンプ場のチェックインも多く、昼間には定植の時間がとれず、定植はナイターでのスタートとなりました。
これからキャンプ場業務の合間を縫って、少しずつ定植を進めていく予定。今年も去年のように、列の片面を先に植えて、残り片面は少し時間を空けてから、9月終わり頃の定植終了を計画しております。
目的としては、もともと成長が早い南側の列を早く植え、少し遅れる北側を遅らして植え、実のなる時期を少しずらし、端境期を緩和することです。
ただ、昨年も一般的な理屈では、理にかなわないとのことでしたが、目的通りの結果となったため、今年も検証の意味で継続して、変則的な定植方法を行います。
written by(j-f)