検証報告
小豆島ふるさと村いちご園から「そっと教えます」Part81の最終検証について
前回でも報告したとおり、10日ほどの定植の遅れに対して、花芽も10日ほど遅れて開花。あとは木(普通は苗でなく、木と呼んでおります)の生育状況については、15日〜20日ほどの遅れと考えております。
花芽出現と木の大きさに、少し不釣り合いが生じている状況で、これは実が大きく太らないイコール、収量が上がらないパターンとなります。
調整といっても、最初の収穫スタートの時期であって、その後は葉が5枚〜6枚発生で、花芽になることが望ましく、調整は今の所する予定はありません。
大きな流れから考えると、最初の収穫時期調整は、逆に大きなリスクというわけではないので、来期も悩みながら、かつイメージを膨らまして、探求心を持って取り組んで
行く予定です。
written by(j-f)
11/25追加報告
現在、摘果作業中です。この作業で定植タイミングの違う木について、実の状況を比較すると、明らかに早く定植した木の方が、大きく立派な実がついております。
遅く植えた方は、実の生育ステージは多少遅くはなっておりますが、前者の実に比べて、7割程度の収穫量と考えます。危惧していた現象が、現実になりました。
もっと突き詰めて言えば、早く定植(ジャストタイミングな定植)した木の生育がよいと言うべきです。来年度この現実を踏まえると、ますます悩みそうです。