培地交換効果検証3
5月中頃からの1ヶ月間は近年になく、たくさんの実がなり、ぐーんと収量を積み重ねました。
その結果、培地交換による収量の目安であった5トンに到達、昨年に比べて1トン近く増えた計算です。
もちろん培地交換の効果が大ということは、言うまでもありません。12月までに病気で1割近く植え替えを行ったことを考えると、1割近く収量を積み上げれていたはずで、まさしくV字回復です。
また、不確定な域を超えませんが、もう一つの大きな要因としては給液量。いままではどちらかと言えば、過少気味調整を良しとしておりました。
1月後半ごろ、植え替え用の苗の培地がすぐ乾くため、通常よりたくさん給液を行ったところ、日増しに苗が大きく太り始めため、本圃も過少気味から過多気味調整(排液過多にならない程度)を行いました。すぐに顕著な増量傾向は、見えませんでしたが、毎年4月後半になると木の勢いが無くなってくる傾向がありましたが、今年はそんなこともなく、安定した収量を確保出来ました。
いちご栽培に携わって10年以上経過しておりますが、毎年発見、気づきがあり、日々再構築です。
written by(j-f)