培地交換作業
3年前から急激に収量が低下、色々な方からお話しを頂き、原因は培地の問題だろうということで、色々なアドバイスを得て対策を講じて参りましたが、補助的な対策(厳冬期の対策、給液量の調整等々)では、抜本的な収量改善にならず、今オフに培地自体の交換を行うことと致しました。
普及所の方のお話しでは、栽培だなの下部に栄養素のカリ成分がたまり、根の発達を阻害している可能性が大とのことで、それを解消するためには、培地の交換が不可欠。また、厳冬期の水分の問題等々で、培地量も削減(栽培している種類の女峰では)して更新する方がベターとのこと。
培地を取り除くと、予想通りカリ成分のかたまりと、それに伴い本来は白い根が伸びなければならないが、茶色い根が多く腐敗臭も感じられる。
取り除いた根の混じった培地を少し乾かしてみると、カリ成分と考えられる白いものが、表面を被った様子がよくわかる。
written by(j-f)