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小豆島ふるさと村いちご園から「そっと教えます」Part63

確認、試し


 昨日から始めた定植は、約1,600本を残して終了。昨日アップしたように、残した苗は少し(3〜4日)定植を意図的に遅らして、1回目の花、収穫が通常の苗と、どの程度差が出るかを確かめるものです。

 元々同時期に定植しても、日のよく当たるサイドと、そうでないサイドでは12月の収穫時期の時点で、1週間程度差がつきます。今回はそれを利用して、1ハウスだけ早くなるほうを通常通り定植し、残りのサイドは前段の通り遅らせて定植。

 3〜4日ほどですが、定植時の1日遅れは2〜3日の生長遅れになると言われており、4日遅れると約2週間生長が後れることになります。但し、苗の生育(根がしっかりと張る、大きな葉になる、株元が太るという意味)のことであって、実の出来る(花が咲く)時期は通常大きくずれるわけではありません。

 逆に言えば、生育不足だけど実がなるということで、大きな実がなりづらく、収穫量減に繋がる恐れがあります。

 理想としては、葉の回転スピード(葉が出るスピード。通常は1週間に1枚が理想)が1日でも遅くなり、その分ゆっくりと生育する。そうすれば生育不足も解消し、実のなる時期も1週間程度(今から花芽まで、葉を5〜6枚経てからなるため)すことが出来れば、元々の日光のよく当たる、当たらない部分の1週間と合わせて、2週間程度の差がつけられるのではと考えております。


written by(j-f)
 

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2010年09月25日 17:11に投稿されたエントリーのページです。

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