ずれて来ました
12月10日頃から賑わっていたいちごの実もここに来て、だいぶん少なくなってきました。基本的には7コの花を残して後は摘花を行いますので、一律ではないが、計算上3〜4日で1コ収穫(熟れていく)となり、7コで約3週間から4週間で1回目の実がすべて外れてしまいます。
開花するのに平均より早い苗、遅い苗があり、現在実がある苗は平均より遅れて開花した苗で、特に棚の左右で顕著に差が出始めました。これは簡単に考えれば、太陽がよく当たる方か否かで、画像では左側がよく当たる方となり、実はすでにパラパラの状態となっております。実の有る無しで言えば、約1週間から10日ほど左右でピークがずれてきております。
日頃よりご指導を頂いております方より、どうせ左右でずれるのだから、思い切って左右の定植時期をずらせば、1回目だけでも実が極端に少なくなることが、緩和できるのでは・・・。要は生育スピードが速い棚に最初に定植し、5日ほど遅れて反対の棚へ定植を行う。計算上左右のずれが、通常よりさらに1週間ほどプラスされて、2週間のずれ程度になるのではないかとのことです。
但し、遅らして定植する苗を、いかにして狭い育苗パレットで、元気さを持続させるかがポイントになりそうで、場合によれば大きなロスとなりうることも考えなくてはなりません。来期はとりあえず試験的に1ハウスだけでも行えればと考えております。
written by(j-f)