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小豆島ふるさと村いちご園から「そっと教えます」Part39

 実の付け方ご案内

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 そろそろ2回目の実の頂果が大きくなってくる時期です。画像の実は1回目に足並みの揃わなかった苗で、遅ればせながら1回目の実となります。

 1回目の実は、基本的に7個付けで行います。2回目は基本的に5個付けと2個ほど少なくします。摘花をしないと鈴なりに実がなるのですが、やはり味が劣ってしまうのと同時に、次々回の実を最悪無収穫にしなければ、苗自体が縮小してしまう確率が高くなります。

 それと1回目の実と2回目の個数の違いはというと、1回目の実が収穫時期を迎える頃に2回目の花が開花するため、十分に苗に実を育てることと、苗(葉等)の生育に余力があるためです。
 
 2回目以降は実と花がクロスする期間が多く、場合によっては2回目の実と3回目(概ね3月中に収穫)、4回目(概ね4月中に収穫)が混在する苗もあるため、5個を基本として状況により、4個、3個まで摘花することもあります。

 少し弱った苗と判断して実を極力(2個とか)少なくすると、1ヶ月後にはその判断に敏感に応えて、勢いを苗が取り戻します。実践したことが短期間で跳ね返ってくる
という良さがある反面、その逆も顕著に現われるため、特に苗の勢いが弱まる冬期は慎重な判断が必要となります。

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2009年01月16日 18:28に投稿されたエントリーのページです。

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