熟成果の新漬け完成
先日取り組んだ、熟成したオリーブの実の新漬けが完成いたしました。
当初、色々な熟成度と2種類の実の混合ということで、脱渋のために用いる、苛性ソーダの希釈加減をどうするか等々の不安を抱えながらの作業でしたが、完成すると苛性ソーダの希釈については、特に気にならない出来である。
味はグリーンオリーブの新漬けより濃厚で、やや甘み(塩漬けなのに)も感じられ、食感としては柔らかい。
今回の反省点としては熟成したオリーブゆえに、早く食べきる事を考慮すれば、グリーンオリーブ本漬け塩分濃度(6〜8%)より控えめの、塩水にて本漬けとする方が良さそうである。これは4%の塩水にて下漬けした実を食べた時の方が、とてもおいしかった実体験からの反省である。